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自助具とは

 福祉用具という言葉をよく聞くようになりましたが、自助具は福祉用具の中で最も身近な道具であり、生活を広げる小さな福祉用具であるといえます。自助具は体が不自由な人が日常生活動作をより便利に、より容易にできるように工夫された道具の事です。例えば『手が不自由でボタンがはめられない』『片手が不自由で調理が大変困る』『箸が自由に扱えない』など、どうしてもできない動作を補うように工夫された道具すべてが自助具といえます。

いろいろな自助具

名称
対象 使用方法・特徴

グリップ付きスプーン・フォーク

頚椎損傷やリウマチなどのために握る力がなかったり、痛みなどでスプーンやフォークを指で握れない人
スプーンの柄などを握れない人が、ホルダーの内側部に手を通して、曲がった部分の弾性で手を固定して使用する

万能カフ

頚椎損傷やリウマチなどのために握る力がなかったり、痛みなどでスプーンやフォークが指で握れない人
握ることが出来なくても面ファスナー製のバンドで、器具を手に固定することが出来る

ベルト付きブラシ

頚椎損傷やリウマチなどで、ブラシが握れない人
ブラシの柄に面ファスナーのベルトがついているので、手に合わせて止めることが出来る

片手用つめ切り

脳卒中などで片手動作の人、握力の弱い人、片麻痺の人
固定されたツメ切りに手を乗せて、軽く下へ押すだけで、片手でツメを切ることが出来る

角度の付いた柄の包丁

慢性関節リウマチなどで、手の変形により、普通の包丁が握れない人
握り部が刃に対して垂直方向の握りやすい角度で固定されているので、物が切りやすくなる

手提げ鍋

片手動作で握力の弱い人や、片手鍋ではバランスをとるのが難しい人
なべに固定された背の高いキャリーハンドルに、手首や、腕を通して持ち上げることが出来る

片手用かぎ針編み機

主に片麻痺の方で、鉤編みの出来る人
バネの間に毛糸を通し、適度な張りを持たせてあるため、毛糸がたるまず鉤針でうまく編むことが出来る

キーボードカバー

パソコンを使うとき、手の指が震えて目的のキーを一つ一つ打つことの出来ない人(失調症や不随運動、脳性まひなど)
キーボードのキーがむき出しにならないように、穴のあいた透明の板を置き、板の穴を通して、その下のキーのみを押せるようにガードする

ベルト付きくし

くしの柄が握れない人
握り部が細くて持てないものでも、ホルダー付き面ファスナーのバンドで手に固定する事が出来る

ぼたんエイド

衣類を着たりするときのボタン掛けを可能にする
服のボタンホールにループを通し、その先にボタンをくぐらせて引き戻すと、ボタンが掛けられる

代表的な自助具の写真と特徴をPDF形式でご紹介します。
全部で33ページあります。

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説明札


このほかにも色々な自助具があります。
「作品紹介」のページもあわせてご覧下さい。

作品紹介

市販品も色々あります。
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